子供の教育費に対する備えとして、すでに子供がいる方や妊娠中の方に知られている学資保険。あなたは加入していますか? 加入済みの方も、これからの方も、学資保険について改めて考えてみませんか?

<学資保険って?>
学資保険は、将来の教育費の積立てを目的とした保険です。契約者(主に世帯主)に万が一のことがあった場合は、保険料の支払いが免除になったり、入院などの特約がつけられたりすることが特徴です。毎月一定額を支払うことで、満期時に支払額以上のお金を受け取れる貯蓄性の高い商品としても知られています。保険料の積立ては加入時より始まり、子供が低年齢(生まれてすぐ)に加入すればするほど返戻率はよくなります。

<学資保険に入っているから、教育費は大丈夫!?>
「子供が生まれたら学資保険」。 このように思っている人は、意外と多いようです。知らなくても、子供が生まれたと知るとご丁寧にセールスに来る保険会社もあり、焦ることもあるようです。教育費は将来こんなにかかるという数値を見せられ、不安になり貯蓄性もあるということで思わず契約してしまう。

そんな風に契約してしまった契約後、これで教育費は大丈夫とのんきに構えていると、痛い目にあってしまうかもしれません。多くの人が心配するのは、大学進学時の初年度納付金(1年目に納めるお金)。これにむけて学資保険に加入する人が多くなっています。初年度納付金は私立理系150万円、私立文系120万円、国立大学80万円、医・歯学部にいたっては480万円といわれています。

これに対して、学資保険の平均的な保険金額は200万円~300万円とか。 この数値を見れば、初年度納付金は医・歯学部にでも入学しなければ何とかなりそうです。しかし、その後4年制大学であれば3年間、初年度納付金から30万円引いたほど(私立理系なら120万円ほど)を払わなければならないのです。学資保険で間に合うでしょうか?

お子様は将来、どのような進路を希望するかわかりません。もしかしたら留学をしたいと言い出すかもしれません。 約20年にわたり積立てた学資保険の返戻率がいくらよくても、教育費に万能ではないのです。学資保険に加入しているからといって、油断は禁物です。